BRIDGE TERMINAL SECIプレイス Event Vol.8 20231102

片付けパパ対談 #14 「自分を変える話し方」 ~「話す」をやめれば、人生は変わる ~

「ある時、私は、苦手な『話す』という行為を、やめました。すると、一気に世界が変わっていったんです」
コミュニケーションは、『聴く』からスタートさせることで、グッとよくなります。

演者:
寺田 有希 様(ベンチャー女優)
大村信夫氏(パラレルキャリア研究家・SECI プレイスアンバサダー)
日時:2023/11/2(木) 19:00~20:00(講演会) 20:00~(QA&懇親会)
場所:オンライン(Teams)
発信地:BRIDGE TERMINAL
会費:無料
申込:803名
主催:Mission Lab
後援・協力:BRIDGE TERMINAL / NPO法人SECI プレイス / Assemblage LLC / ideal brands.jp LLC

https://taidan-20231102.peatix.com/
◆「あなたはコミュニケーションに、自信を持てていますか?」
◆当日の様子

いつになく緊張している大村さん、それもそのはず、なんと今回は女優さん!ベンチャー女優として映画、テレビ、そしてYouTube「ホリエモンチャンネル」で約10年にわたってMCを担当された寺田有希(てらだゆき)さんなんです。
その貴重な経験をもとに今回2冊目のご著書「自分を変える話し方」を出版されたということで、そちらをテーマにお話を伺いました。

「今までにコミュニケーションで悩んだことがありますでしょうか?」との質問に、ほぼ会場の全員が挙手。そうですよねワタシも挙げました。

今でこそ多方面で活躍をされている寺田さんですが、元々は人見知りで積極的なコミュニケーションは苦手だったそうです。

そんな寺田さんが、ひょんなことからホリエモンチャンネルのMCになり、堀江さんをはじめ、そうそうたるゲストの方々と対峙することになった過酷(⁈)な環境・経験から得られたお話はリアリティーがあり、オーラがありつつも同じ地平に立ってらっしゃる感じがして、とってもわかりやすかったです。

◆講演の骨子
◇ニガ手な会話がラクになるハードルの下げ方

〜「話す」をやめれば、人生は変わる〜 「話すことをやめた」とは

コミュニケーションに苦手意識があることで逆に話そうと頑張って話題を探したり、いいこと言わなきゃ、沈黙を埋めようとか楽しませなきゃとか考えてませんか?あるあるですよね。寺田さんも苦手な自分と増えていく発信の機会の狭間で結構悩まれたそう。で、あるとき「話す」ことをやめて「聴く」ことにしたら気持ちもラクになって得るものが多いことに気が付いたのだそうです。他の方のお話にもたびたび出てくる耳偏の「聴く」。そこに苦手克服の秘訣がありました。

***

「人生変わった」とまで仰るその「聴く」をする事で良いことがたくさん起こり始めたんだそう。
例えば、

● 自分が思ってなかった話が聴けるようになった。
● 人の言葉から学べる機会が増えた。
● あなたになら話しても良いと信頼されるようになった。
● 相手のニーズを聞き出せることによってかえって伝えやすくなった。
● 信頼関係を作ることにより上っ面の話の「先」をきけるようになった。
● 話そうと思うと相手の話が聞けないことがわかった。

『人の人生をインストールできるようになった。』

人は自分の話を聴いてほしい。だから「自分の言いたいことを伝えようとするコミュニケーションよりも、こころで聴いて、その人が何を考えているかどうかを感じていくことからスタートさせたほうが、いい言葉にもつながるのかな」と寺田さん。

そして笑顔。話す時に笑顔、聴く時にも笑顔。聴くスキルで笑顔はすごく大事、と仰っていました。
そうしてお話はスタンス編へと入っていきました。

当日の講演ではたくさんのコツを伝授くださいました。ここでは、特別にふたつお伝えしようと思います。

なお本レポートの末尾に寺田さんの書籍情報を載せております。公式サイトやnoteなどのURLもまとめていますので、皆様にはそちらからエッセンスを拾って頂けるかな、と考えています。

◇「聴く」には - スタンス編-

たくさんのコツの中で、ひとつだけ厳選して。

● 見た目は勝手に「会話」を始める

この「見た目」とはイケメンとかキレッキレのファッションとかじゃなくて「この人は私の話を聞いてくれる人なんだっていう印象が相手に与えられること」を表情や態度しぐさで表しましょう、ということで…

ノンバーバル(非言語的)コミュニケーションにも本質が隠れている、というメッセージですね。とても大事なことであり、誰しもが意外と出来ていないことではないでしょうか?レポート担当者も、早速実践しようと思った一節です。

信頼関係は会話が始まる前に構築されうる、ということなのかもしれません。ルッキズムのような美醜の問題ではなく、柔らかな表情やしぐさでもって、相手に良い印象を与えられるならば、心掛けの如何に大切なことか!

そして、本気で聴くとなったらやはり大事なのは…ということで、いよいよ寺田さんのお話は『質問の仕方』に突入します。こちら聞きたかった人も多いと思います。つまりは、会話が途切れないテクニック編です。

◇「聴く」には - 質問編–

こちらも同じく、ひとつだけエッセンスを!

● 途中で自分のエピソードを語らない

途中ではなしをかぶせて横取りしない。それにはその人に興味を持つこと、敬意を払うこと。その人のバックボーンや人生にまで思いを馳せる、そうすればあなたにとってもきっと良い話が聴けるでしょう。

…レポート担当者が若い頃よく犯していた過ちは、相手の話を聞きながら、良かれと思って自分のエピソードを挟んでしまったことでした。その方が場が盛り上がるし相手も喜んでくれると、壮大な勘違いをしていたんですよね。

カジュアルな会話ならそれでも良いでしょう。しかし、ビジネスシーンでそれをやっちゃうと、いかにも『空気を読まないうかつな人』と判断されてしまう。ああ、もっと早く気づきたかった…。

このレポートセクションの冒頭に『人の人生をインストールできるようになった』と書きましたが、対峙するお相手のバックボーンや人生に思いを馳せることは即ちそういうこと、なのかも。人生をインストール…直感的にこころに入ってくる、とてもいい言葉ですね!

***

こんな時に限ってなぜか始まる、配信PCの強制再起動通知(前回のイベントでも同様のことがありました…苦笑)というトラブルもありましたが、「再起動からはじまるコミュニケーション術」!「きりがいいので、」と、なにげに次のトピックに入る進行、しっかりMC(マスター・オブ・セレモニー)持っていってらっしゃいましたね。
流石です!

懇親会からは神木のアニキ(桃太郎俳優®の神木優さん。寺田さんをご紹介くださったのも彼なんです!)も駆けつけてくれて盛り上がりは頂点に!

お開きには恒例の記念撮影と

夜景観賞会でおもてなし、よろこんでいただけました。

さて、本レポートの締めくくりに、寺田さんの書籍をご紹介したいと思います。

まず『対峙力 誰にでも堂々と振る舞えるコミュニケーション術』
こちらは、かのホリエモン氏も絶賛!という一冊です。Amazonのリンクを添えさせて頂きますが、レビューにこのような一文がありました。

〜自分に自信が持てなくても、コンプレックスがあっても、とりあえず目の前のことに全力を尽くす。そうすれば、必ず道が拓けるということを体現している〜

とても勇気づけられますよね!
https://amzn.asia/d/b89TJ2C

そして、最新刊です。『自分を変える話し方』
こちらもAmazonの紹介文を引用させて頂きます。

〜「話す」をあきらめたら、「聴く」がうまくなった。他の人の人生や考え方を「吸収する」力が磨かれ、気づけば「成長」していた。「ベンチャー女優」が悩み抜いた末にたどり着いた方法。〜

寺田さんも悩んだ。そして見つけた、たどり着いた。もがいて、あがいて、発見したノウハウをこの一冊にしたためてくださっています。
https://amzn.asia/d/7UE5dWV

このレポートで紹介しなかった色々な『わざ』が詰まった書籍となります。

◆寺田 有希さんの情報

てらだ ゆき ベンチャー女優、MC

1989年生まれ。大阪府出身。
明治大学文学部文学科演劇学専攻卒業。
2004年に芸能界デビューし、2012年芸能事務所との専属契約を終了して独立。まだまだ世の中で認知されていない時代から、フリーランスの女優として活動を開始。
2013年から堀江貴文氏のYouTubeチャンネル『ホリエモンチャンネル』のアシスタントMCを担当。2023年1月に卒業するまで、約10年間に渡って、数々の大物と対峙してきた。
そんな実体験を元にした大物との対峙方法を記した、初書籍『対峙力』(クロスメディア・パブリッシング)は、1万8000部を突破した。
現在は、メンズファッションチャンネル『B.R.CHANNEL Fashion College』やオーデマ ピゲ『時計のはなし』などでMCを務めるなど、多岐にわたり活動中。
9月15日には、2冊目となる『自分を変える話し方』(同出版社)が発売にになり、好評を博している。

寺田さんのオフィシャルウェブサイト、SNS
https://yukiterada.com/

Instagram
https://www.instagram.com/terada_yuki/

X(Twitter)
https://twitter.com/terada_yuki

note
https://note.com/teradayuki/ 

◆次回のイベント案内

SECILALAの黒田さんが登壇です!乞うご期待!

近日中に申込ページを設けます。まずはお日付と、テーマならびにご登壇者のご案内をさせてください。

「熱意」って、どうしたら生まれるか、ご存じですか?

熱意が生まれるメカニズム ~「エンゲージメント」の高め方~
詳細・お申し込みはこちらです(Peatixページに移動します)
https://taidan-20231214.peatix.com/

◆運営について

この活動は、NPO法人SECIプレイスの社会教育の一環としての位置付けでもあります。

運営メンバー(五十音順):青木千恵 青山純平 大崎功一 木村篤樹 中村恒司 村松成治

レポート作成:NPO法人SECI プレイス
取材:田中やえ
ライティング:清水美也子@Assemblage LLC
WEB構成:水野昌彦@ideal brands.jp LLC
主催代表:大村信夫(片付けパパ)

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